通勤時間帯の電車が、2度にわたり運行停止に。原因は、男が線路に投げ込んだ三角コーンや看板だった。
逮捕された54歳の男は、「むしゃくしゃしてやった」と容疑を認めているという。

2度にわたり物を“投げ込み”

警察車両を囲むように立つ警察官。

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車から出てきたのは、ニット帽をかぶりマスクをした高沢信明容疑者(54)。

下を向き、そのまま署に入っていった。

高沢容疑者がおこなった行為は、線路への物の投げ込みだった。

記者リポート:
男は、この陸橋の上から線路に向かって三角コーンなどを投げ入れました。

高沢容疑者は2025年9月、東京・品川区のJR大井町駅前にある橋の上から三角コーンを線路に向かって投げ込んだ。

コーンは電車には当たらなかったものの、この投げ込みの影響で京浜東北線は12分間停止したという。

投げ込みを行ったのは午前5時頃。
通勤時間帯の乗客に、多大な迷惑をかける行為。

しかし、高沢容疑者の犯行は一度だけではなかった。

1回目の投げ込みの約20分後、今度は金属製の駐輪禁止の看板を投げ込み、東海道線の車両に直撃!

この影響により、電車は約20分停止した。
あわや大惨事になる危険な行為。

高沢容疑者はこの後、目撃者からの110番通報により警察に逮捕された。

警視庁の調べに対し、高沢容疑者は「むしゃくしゃしてやった」と容疑を認めているという。
(「イット!」 11月12日放送より)