仙台育英高校のサッカー部で3年生の部員が不適切な言動を受けていた問題で、学校は構造的ないじめがあったと認定し、全国高校サッカー選手権大会の出場辞退を決めました。

この問題は仙台育英高校サッカー部の3年生の部員が、1年生だった入部以降、同学年の複数の部員から容姿をやゆする不適切な言動を繰り返し受けていたとして、学校が「いじめ重大事態」と認定し、調査を行っていたものです。

学校は12日、調査結果を公表し一連の問題について、顧問団と生徒の人権意識が不十分なために「構造的いじめ」を生じさせ、これを見逃していたと結論づけました。

こうしたことからサッカー部は、年末に開幕する全国高校サッカー選手権大会を含む年内の対外活動を全て停止するということです。

仙台放送
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