倉敷市宮前の訪問介護事業「くろーばー」が10月31日に岡山地方裁判所倉敷支部から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。
帝国データバンク岡山支店の発表によりますと、同社は2022年1月に設立された訪問介護事業者です。
同年5月から「くろーばー訪問介護サービス」の運営を始め、倉敷市と早島町を主なエリアとして各種訪問介護サービスを提供していました。
しかし、同業他社との競合激化で業績は低調な推移を余儀なくされ、厳しい資金繰りが続くなか、先行きの見通しが立たなくなり、事業の継続が困難になったということです。
負債は約2260万円とみられています。