EVなどの開発競争が激化する中、トヨタ自動車は工場などで働く従業員の人事制度を見直します。
トヨタ自動車によりますと、工場などで働く「技能職」の従業員を対象に年功序列で毎月の賃金ベースが決まっていましたが、これに加えて、業務の役割に応じた「役割等級」を新たに導入する方針です。
自動車のEV化や自動運転技術の開発競争が激しくなる中、技能職から開発職への異動も増えていることから、新たな業務に意欲的に取り組んでもらう狙いがあります。
会社側が期待する技能や難易度が高くなると等級が上がる仕組みで、トヨタは再来年度から導入に向け、組合側との調整を進めています。