日没が早まるこの時期に増える傾向がある交通事故を防止しようと、11月11日、岩手・盛岡東警察署が地元の子どもたちに反射材を贈呈しました。
また、反射材を使ったクリスマスツリーも点灯されました。
11日は盛岡市の桜幼稚園の園児14人が盛岡東警察署を訪れ、ひと足早いクリスマスプレゼントとして反射材が贈呈されました。
反射材の贈呈は、日没が早まるこの時期の交通事故を防ごうと盛岡東署が初めて行ったもので、11日は横断歩道の渡り方についての指導も行われました。
園児たちからは「ちゃんと横断歩道を渡ります」「うれしいです。(反射材を)もらったから」といった声が聞かれました。
県警によりますと、2025年~2024年までの10年間に、県内で人が車にはねられる交通死亡事故は166件起きていて、うち4割にあたる69件は、日没が早まる10月から12月に発生しています。
盛岡東警察署 小野寺武士交通官
「車から早く発見してもらえるよう、反射材用品を身に着け、自分の身を守ってほしい」
11日は反射材を飾りつけたクリスマスツリーの点灯式も行われ、園児がクリスマスソングを披露しました。
盛岡東警察署では11日から来庁した人に300個の反射材を無料で配布していて、交通事故の防止を呼びかけています。
(岩手めんこいテレビ)