柏崎刈羽原発から30km圏内の市町村を対象に実施した再稼働に関する県民意識調査の補足調査の結果が公表されました。既に実施した全30市町村の結果に比べ、再稼働を容認する回答が7ポイント高くなっています。
県は12日、東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働に関する県民意識調査で原発から30km圏内の9市町村の住民に対し実施した補足調査の結果を公表。
「どのような対策を行ったとしても再稼働すべきではない」という設問いに対して「そうは思わない」「どちらかと言えばそうは思わない」という、再稼働を容認する回答が57%となりました。
全30市町村で実施した調査よりも、7ポイント高くなっています。
一方、再稼働の条件については「整っていると思わない」が「どちらかと言えば」も含め61%で、全市町村の調査とほぼ同じ結果となりました。
県民意識調査の補足調査の結果も示されたことで、花角知事が再稼働の是非を判断するための材料は出そろったことになります。