JR東日本は、設備工事の時間を確保するため、来年春から東北新幹線の下り線の終電時刻を、最大で20分ほど繰り上げると発表しました。

東北新幹線は開業から40年以上が経過したことから、現在、老朽化に伴うレールや架線の交換、耐震化工事などが進められていますが、今後、全体の工事量が増える一方、工事の担い手は減少する見込みです。

こうした中、JR東日本は作業時間を確保する必要があるとして、来年の春から東北新幹線の下り線の終電時刻を繰り上げる方針を明らかにしました。

現在の東京駅の終電の発車時刻は、盛岡駅行きが午後8時20分、仙台駅行きが午後9時44分ですが、いずれも10分から20分ほど、繰り上げるということです。

JR東日本は、「利用状況を踏まえ終電前の臨時列車も検討を進めている」としています。

仙台放送
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