県内は、クマの目撃や痕跡情報が相次いでいますが、富山市大山地区では、11日夜、市が設置したAIカメラに成獣のクマが映り、12日未明には、クマの爪痕などが見つかっていることから富山市が注意を呼びかけています。
11日午後8時39分ごろ、富山市のAIカメラに映ったのは成獣のクマ1頭です。
茂みの中を、左から右にゆっくりと動いているのが分かります。
カメラが置かれているのは富山市東黒牧の熊野川沿いで、近くには、富山国際大や片山学園、福沢小学校があります。
また隣接する東福沢地区では、12日午前3時ごろにクマの爪痕やカキの木の枝が折れた跡が見つかりました。
住民「クマが近くまで来ているが、来るものはしょうがない。あんまり家から出ないようにしている」
富山市は、周辺の学校などにクマの出没情報を伝えると共に、午後からも、広報車を出し注意を呼びかることにしています。