秋田県大館市の児童が11日、自分たちで育て収穫したサツマイモとコメの販売に挑戦しました。
大館市の秋田犬の里に集まったのは、市内の南小学校の5年生。児童たちが育てたサツマイモとコメを販売します。
児童たちは毎年、地域の人と一緒にサツマイモとコメの栽培に取り組んでいます。
11日は、この秋収穫したもののうち165キロのサツマイモと、80キロのコメを秋田犬の里と市内のスーパーで販売しました。
児童たちの農産物は通常よりお得。早速多くの人が買い求めていました。買ってくれた人には、児童が考案したレシピをプレゼントです。
購入した人は「子どもたちがこんなに大きいサツマイモを作れるのがすごいと思う。すごくお得だし、家に帰ったらもらったレシピを参考に作りたい」と話していました。
児童は「みんなに食べてもらってお客さんを元気にしたい」「思ったより売れてうれしいし、買ってくれた人が喜んでくれてほっとした。自分たちにとって良い経験になったと思う」と話しました。
なお、収穫したサツマイモの一部は秋田市の大森山動物園に提供します。