静岡県御前崎市の浜岡原発で南海トラフ地震による原子力災害を想定した訓練が行われました。

訓練は御前崎市で震度7の地震が発生し、運転中と仮定した4号機では給水機能が失われたのち原子炉の熱を除去する機能も喪失した想定で行われました。

刻一刻と状況が変化する中、参加者たちは事故収束に向けた対応や連携を確認していました。

中部電力浜岡地域事務所・榊原浩之 専門部長:
想定されるような事故についてはしっかりと訓練を積んで、実効性を高めていくことが大事だと思っている。緊急時の対応能力を引き続き向上させていくことが必要

訓練のシナリオは参加者には知らされておらず、中部電力は訓練の課題を洗い出し緊急時の対応力を強化していく方針です。

テレビ静岡
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