「自動車の神経」とも呼ばれるワイヤーハーネスの製造技術などを競う大会が11日、三重県鈴鹿市で開かれています。
鈴鹿サーキットで開催された大会には、アジアや南米など世界19カ国から、住友電装グループの技術者216人が参加しました。
ワイヤーハーネスは自動車の神経に例えられる電線の束のことで、大会は技術力の向上を目的に開かれました。
出場者は電線に見立てた棒にビニールテープを素早く正確に巻き付け、スピードと品質を競いました。
このほか、電線設備の製造技術を競う大会も開かれ、電線設備の故障を想定して図面を読み取りながら修復作業の正確さなどを競いました。