民間信用調査会社・帝国データバンク長野支店によりますと、長野県東御市の「色彩食そらや」が10月31日付で長野地裁上田支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。

「色彩食そらや」は2016年4月に設立された野菜の生産者で、野菜・ハーブを種から、有機栽培、低農薬で育て、軽井沢町や東京都、大阪府などへ販売していました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが減少し、収益も悪化して資金繰りはひっ迫していました。

このため新型コロナ関連融資などの利用によりしのいでいましたが、コロナ禍が収束した後も業績は思うように回復せず、債務負担が重い状況で先行きの見通しが立たないことから、事業の継続を断念したということです。

負債は約5000万円だということです。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。