SNSで韓国人の男を名乗る相手とメッセージを送りあい好意を抱くようになった愛媛県松山市の70代の女性が、ウソの投資に誘われ現金と暗号資産あわせて約665万円をだまし取られました。警察は被害届を10日に受け、SNSを使ったロマンス詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは松山市内に住む女性(70代)です。
警察によりますと、女性は今年9月5日SNSを使用中に韓国人の男を名乗る相手と知り合い、毎日メッセージのやりとりを交わすうちに好意を抱くようになった際、ウソの暗号資産の投資に誘われました。
そして指示された暗号資産の取引所アプリに登録。約10万円相当の暗号資産を25日に送信したところサイト内の資産が増えたように表示され、女性の口座に現金数万円が振り込まれたことから、相手をさらに信用するようになりました。
このあと「戦争が自国で始まった時、現金の価値はない」と資産の全てを取引所に移すようそそのかされ、10月6日から15日までの間、指定された口座からあわせて現金375万円を振り込みました。さらに現金を引き出そうとした際、カスタマーセンターを名乗る相手から「送金に純資産の10%のサービス料が必要」とでっち上げられ、10月20と21日の2日間で現金280万円を振り込み、現金と暗号資産あわせて約665万円相当をだまし取られました。
警察はSNSを使ったロマンス詐欺事件として捜査。一度も会ったことがない人から投資に誘われた場合は詐欺を疑い、警察相談電話(#9110)に相談するよう呼びかけています。
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