大分県内の直近の景気動向について日本銀行大分支店は「緩やかに回復している」とする判断を据え置きました。
日本銀行大分支店は直近の県内の景気動向について全体の判断を「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」としました。
これは、10月、2年1か月ぶりに引き上げた判断を据え置いています。
個人消費については、賃上げの影響もあり、消費者の購買意欲が高まっていて、百貨店やスーパーで食材を中心に売り上げが好調としています。
また観光については万博の終了後から、県内を訪れる国内客が増えているほか、7月に日本で災害が起きるという噂により減少傾向にあったインバウンド客が回復しているということです。
今後については物価や賃金、海外経済の動向などが家計の消費などに与える影響を注視していくとしています。