マッチングアプリで知り合った外国人男性を名乗るアカウントの人物の話を信じ込み、福岡市の50歳の女性が投資名目で約9000万円相当の暗号資産をだまし取られていたことがわかりました。
中央警察署によりますと女性は8月12日、マッチングアプリで外国人男性を名乗るSNSアカウントを使う人物と知り合いました。
その後、SNS上でやり取りするうちに女性は恋愛感情を抱くようになり、理想の家庭などについて話す間柄になったところ、将来的な生活資金として暗号資産の投資を持ちかけられるとともに投資の状況を確認できるWEBサイトにログインするように言われました。
女性はこれを信じ込み、指示されるがままに暗号資産の取引口座を開設した上、8月30日から10月6日にかけて10回にわたり計9020万円相当の暗号資産を購入し、指定のアドレスに送金してだまし取られたということです。
警察はSNS型ロマンス詐欺事件として調べるとともに
▽「絶対もうかる」「あなただけ」という話は詐欺ですので注意しましょう。
▽SNSは、知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう。
▽お金を送信する前に、まずは家族や周囲の人に相談しましょう。
と注意を呼びかけています。