カキの「生育不良」などを理由に、冬の風物詩「宮島かき祭り」の開催中止が決定しました。
「宮島かき祭り」は、広島のカキの魅力を知ってもらうと、例年2月上旬に2日間にわたって開催され、県の内外から多くの観光客が訪れる一大イベントです。
宮島観光協会によりますと、来年の開催について漁協などと協議した結果、カキの生育不良などの影響で、「必要数量を確保するのが難しい」と判断し、中止を決めたということです。
カキの生育不良での中止は3年連続で、新型コロナが拡大した2021年以降は6年連続の中止です。
観光協会は3月上旬に島内で開く別のイベントなどで、カキの提供を検討しているということです。