仙台育英高校サッカー部がいじめ問題を受けて、第104回全国高校サッカー選手権大会への出場を辞退したことについて、宮城県サッカー協会は11月11日付で学校側からの届け出を受理したことを明らかにした。
県サッカー協会は、「学校側の判断を尊重して受理した」と説明している。
届け出は大会実行委員会に速やかに伝達され、実行委員会が受理するかどうかを最終的に判断し、正式決定となる見通し。県サッカー協会によると「基本的に受理される見込み」だという。
正式に受理された場合、代わりに宮城県代表として出場する他校を推薦するかどうかは、実行委員会の判断に委ねられる。
県サッカー協会によると、第104回大会の歴史の中で、宮城県代表が出場辞退を申し出たのは初めてだという。