11月中旬にもかかわらず、来週は今季一番の強い寒気が日本列島を覆う予想です。特に18日には福井で最高気温が9度まで下がり、平地でも雪やみぞれが降る可能性があり注意が必要です。村田光広気象予報士の解説です。

14日から晴天続くも…17日以降は真冬の寒さに

週間予報では13日雲が広がるものの、14日からの3日間は晴天が続く見込みです。最高気温も17度から20度まで上がり、晴れて日中は過ごしやすいでしょう。
 
しかし、状況は17日から一変します。17日から18日にかけては雨予報となっていて、気温が一気に下がります。特に注目すべきは18日の福井の最高気温で、9度まで下がる予想となっています。
 
最高気温が福井で9度というのは12月下旬並みで、真冬の寒さが予想されます。

天気予報上は、18日は雨マークが表示されていますが、実は雪マークが隠れています。冬型の気圧配置となり、強い寒気が南下するためです。上空1500メートル付近では0度の寒気(白い表示)が日本列島をすっぽりと覆い、平地で雪を降らせるマイナス6度の寒気(薄い水色の表示)が西日本三地方や九州北部まで南下する予想となっています。

福井県内の山間部では積雪の可能性も

福井県内の山地では雪が降ります。山道、峠道、雪の積もるところがあるでしょう。平地は雨が中心となるものの、みぞれが降ってもおかしくありません。本格的に冬が始まりますので、早めに備えましょう。

福井テレビ
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