繊細で精巧な切り絵の世界を楽しめるイベントが12日から福岡県北九州市で始まるのを前に、11日に報道陣にお披露目されました。
大きく羽を広げるくじゃく。
こちらを見つめるパンダ。
これらの作品はすべて葉っぱで作られた「切り絵」です。
北九州市戸畑区の旧安川邸で12日から始まる「リト@葉っぱ切り絵展」。
◆記者リポート
「邸内を巡りながら40点以上の作品が楽しめます。」
手がけたのは、葉っぱ切り絵アーティストのリトさんです。
5年前から独学で制作を始めると、その繊細で精巧な作風が話題となり、今年の大阪・関西万博でも作品が展示されました。
◆葉っぱ切り絵アーティスト リトさん
「最初はうまくいかなかった。紙と違って葉っぱって繊維が通っているので、ガタガタになっちゃったりとか。何枚も何枚も失敗していく中で少しずつ形になった」
展示会のテーマは「葉っぱに集ういきものたち」
1枚の葉っぱの中に、さまざまな動物たちが織りなす楽しい物語が広がります。
◆葉っぱ切り絵アーティスト リトさん
「作品を見てどんな会話をしているのかなとか、どこに行くのかなとか、自由に想像しながら楽しんでもらえたらうれしい」
この展示会は11月12日から12月15日まで北九州市の旧安川邸で開かれます。