交通事故や特殊詐欺の防止などに一役買ってもらおうと、鳥取警察署が駐在所の所員にヤギ2頭を任命しました。
その名もズバリ!「メ~誉駐在所員」です。
鳥取市にある古海駐在所の「メ~誉駐在所員」に任命されたのは、駐在所近くの大正地区公民館で飼われている1歳のヤギでオスのこむぎ君とメスのきなこちゃんです。
「こむぎ様・きなこ様、両メ~(両名を)メ~誉(名誉)駐在所員に任命します。」
メ~誉駐在所員は、県内で増加傾向にある交通死亡事故や特殊詐欺被害の防止をめざして「とびだしちゃダメ~」「だまされちゃダメ~」をキャッチフレーズに地域の広報活動の先頭に立ちます。
11月10日は最初の任務として、地元の園児たちと横断歩道の渡り方の交通安全教室に参加。自らもお手本を示すように横断歩道を歩いてみせました。
園児:
かわいかった。
Q.横断歩道の渡り方は?
右を見て、左を見て、車が来ないか確認して歩く。
鳥取警察署交通第一課・竹矢秀雄課長:
地区のヤギの力も借りて、とびだしちゃダメ~、だまされちゃダメ~ということを覚えていただいて今後、気を付けていただきたい。
動物が活躍して人気となる公的施設などは全国でも各地で見られますが、ヤギの警察活動は珍しいのでは?ということで、鳥取警察署では2頭にはこれから古海駐在所の名物所員として長く広報活動に頑張ってもらえればと期待しています。