11月に入り鳥取県内で火事が相次ぐ中、米子市では地元の園児が市内をパレードして火の用心を呼びかけました。
園児:
マッチ一本、火事のもと、火の用心。
このパレードは11月9日から始まった秋の全国火災予防運動の一環で行われたもので、米子消防署と地元の認定こども園の園児33人が拍子木を鳴らしながら、こども園から米子駅までの道のりを元気よく歩いていきました。
鳥取県によると、2025年9月までに県内で発生した火災の件数は168件で、2024年と比べ41件も多く、死者は7人と3人多くなっています。
米子消防署・岩田幸博署長:
今年に入り、鳥取県西部管内で火災が頻発しています。ストーブを使う機会が増えてきますので、使う際には今一度、点検をされた上で冬を迎えていただきたいと思います。
秋の火災予防運動は11月15日までで、山陰両県で防火パレードや消火訓練などの啓発活動が行われる予定です。