暦の上では立冬を過ぎ、中国山地の山懐・ここ島根県奥出雲町では、今まさに去りゆく秋を惜しむように鮮やかな紅葉が山々を包み、観光客で賑わっていました。

奥出雲町随一の紅葉スポット「鬼の舌震」!
大きな岩と渓流が織りなす光景に色とりどりに染まった木々が映え、鮮やかな光の世界を演出しています。

11月10日午前中、あいにくのぐずついた空模様で肌寒い中でしたが、それでも県内外から紅葉狩りの家族連れが訪れていました。

観光客:
赤とか緑とかあったけど黄色もあった。

中村友香記者:
鬼の舌震の見どころの1つである、こちらの吊り橋です。
川の両サイドには、黄色やオレンジに色付いた木々が見られます。

吊り橋は、長さ160メートル、高さ45メートル。
遠くまで広がる紅葉を楽しめる遊歩道の入り口にある茶屋店では、訪れた観光客が蕎麦やぜんざいを食べ、冷えた体を温めていました。

まいもんや味奈里・山田孝之助代表:
せっかくきれいな紅葉を皆さんに楽しんでいただけたら、うれしいかなと思っています。

昼になると雨も上がり、観光客も増えていました。
奥出雲町観光協会によると、2025年はは暑さが続いた影響で紅葉が例年より少し遅れぎみのため、今週が見ごろのピークになるということです。

TSKさんいん中央テレビ
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