激戦東京選挙区「丸川珠代にだいぶ食われた」

自民党と連立を組む公明党は11から13と2議席増、さらに「改憲勢力」の日本維新の会も7から9と同じく2議席増予測。一方で、自民党は改選前67から10議席減らす予測の参院選。

早速、自民党からはさまざまな反応が聞こえてきた。

まずは6議席をめぐって争われた東京選挙区。20人が立候補するなか、自民党は丸川珠代氏と武見敬三氏を擁立。前回選挙では丸川珠代氏がトップ当選。今回の参院選でも丸川氏がトップ当選の見込みなのに対して、武見氏の選挙対策本部からは「丸川珠代にだいぶ票を食われた」と恨み節が・・・武見氏は同じ自民党なのに5位で当選の見込みと苦戦を強いられた。

しかし、自民党議員からは「武見敬三の応援でラグビーボール型ビラが配りにくかった」との声も・・・

この記事の画像(4枚)

「女性だからいいというわけではない」

予測では改憲発議に必要な2/3の議席数を割る見込みの「改憲勢力」。

自民党の二階幹事長は憲法改正について「これから慎重に進めて行きたい。慌てる必要はない」と発言。
結果を受けて自民党・安倍総裁は国民民主党に協力をよびかける方針だ。

一方、選挙戦を振り返り、自民中堅議員は「女性だからいいというわけでもない。本人の力が問われている」とコメント。自民1強でも議席を減らす予測に「負けてもいないけど勝ち切ってもいない結果」とも。

自民党 二階俊博幹事長
自民党 二階俊博幹事長

衆参ダブル選「迷わなかったと言えばウソ」

投票日前日は秘書官らと焼肉で“選挙戦”を締めた自民党・安倍総裁。
FNNの選挙特番の中で、一時報道が相次いだ“衆参ダブル”に関し「迷わなかったと言えばウソになる」と当時の胸の内を明かした。
そして「憲法改正に挑んでいきたい」と改めて憲法改正に強い意欲を示した上で、憲法の議論に「野党は真摯に対応して」と呼びかけた。

自民党 安倍晋三総裁
自民党 安倍晋三総裁

【Live選挙サンデー 令和の大問題追跡SP(よる7時56分~)】
MCの宮根誠司・加藤綾子が、古市憲寿・石原良純ら手加減なしの痛快ゲスト陣と共に令和の主役たちの素顔や、私たちに身近な新時代の大問題を徹底取材。怒濤の開票速報を展開しながら、各党首や候補者に「今聞きたいこと」を本音生直撃する。プライムオンラインでも、開票や全国の候補の当落の最新情報をリアルタイムでお伝えする。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。