7月22日吉本興業の岡本社長会見を前に、吉本興業側弁護士が問題の経緯まとめを発表した。

以下その内容

2019/5/30

宮迫氏にフライデー直撃、会社に第一報

2019/6/3

フライデーから質問状を受領、タレント一斉ヒアリング
・ギャラはお車代として入江氏が受領、40~50万くらいとの記憶
・宮迫氏、亮氏は記憶なし、HG、福島はパーティの記憶はあったがギャラはなかったと説明

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2019/6/4

入江氏、契約解消

2019/6/7

22時頃、宮迫氏ツイート

2019/6/8

16時頃、亮氏ツイート
・亮氏がツイート後、宮迫氏に電話、宮迫氏がギャラを貰っていた旨を連絡
・宮迫氏、亮氏、HG、福島4名で会社を訪問、再度のヒアリング
・参加者全員が入江氏からギャラを受領していた旨述べるが、金額に明確な記憶はない
・突如重大な新事情が判明したため、事実が不明確な状況のもと、各自の判断でSNS、マスメディア等で勝手な情報発信をしないよう要請
⇒以降、金銭の流れ、金額確定に向けて弁護士を同席させてヒアリングを実施。
事実が明らかになり、虚偽報告の詳細が固まれば重い処分とならざるを得ないことを説明。

2019/6/10

HG、福島と面談

2019/6/14

フライデー第2弾記事発売

2019/6/15

宮迫氏、亮氏、HG、福島 再ヒアリング
・やはり宮迫氏らに受領金額の記憶はなく事実は確定せず

2019/6/18~19

各タレント一斉ヒアリング
・事実整理をもう一度行うが、宮迫氏らに事実経緯、受領金額の明確な記憶はない。
・入江氏はこの日もギャラは40~50万だったと説明
・亮氏は、ギャラ受領の事実を早く言いたいと述べたが、会社としては、金額も明確でないため調査を待って欲しい旨を伝える

2019/6/21

宮迫氏と面談。他のタレントに先行して謹慎処分の方針を説明。

2019/6/24

各タレント集合
・謹慎処分の通告(藤原・顧問弁護士・小林にて面談)
・各自、リリース内容への異議、亮氏は会社を辞めて一人で会見したいと主張する等の状況、これを受けて岡本社長がタレントと面談
・入江氏に再度ヒアリング、金額は220~230万円くらいだったと述べるが、タレント受領額は整合せす

2019/6/21~6/30

担当マネージャーと宮迫氏が2回程度電話
・宮迫氏「会見どう思う?」、担当マネージャー「会見はタイミングが大事。今は違うのではないか、今さらという評価になってしまうのではないか」、宮迫氏「そやな~」と納得した様子

2019/6/27

決意表明リリース
スリムクラブ・2700の反社会的勢力との接触が判明。
同日中に無期限謹慎処分をリリース

2019/7/6

・宮迫氏、亮氏が来社。岡本、藤原にて面談
・記者会見をしたい、その際、宮迫氏が引退を発表すると述べる
⇒引退を慰留。会見は行うが、時期や方法は会社に任せてほしい

2019/7/7

宮迫氏と藤原が面談
・早期会見を要望。寄付・納税等を行ったうえ会見すべき、と述べる。

2019/7/8

宮迫氏・亮氏、藤原・小林・園問弁護士にて面談
・宮迫氏が自身の引退について述べ、早期の会見実施を再要望
・その後、入江氏、HG、福島も含めてタレントのみで打合せ
・結果、宮迫氏は引退しない、来週中を目途に会社が謝罪会見を実施する方針となる

2019/7/10

・亮氏から、QA整理の段階で宮迫氏・亮氏が委任した弁護士を参加させたいとの要望
・その後、先方弁護士から早期の会見打ち合わせ要望を受ける。以降、弁護士を窓口として連絡することになる

2019/7/11

先方弁護士、宮迫氏、亮氏、当社顧問弁護士、小林にて面談
・会見が遅い、やらせてくれない、寄付もまだ、との不満が述べられる。
・会社はタレント復帰に向けて最善策を考え、寄付、納税の在り方など多角的に検討してきたと説明
・顧問弁護士より、損害も生じているがファミリーだから請求しない、タレント復帰に向けて現場は奔走している旨を話す
・宮迫氏・亮氏側の弁護士から会見の生中継の要望あり。生中継する場合、当社の株主には放送局もおり、公平を期して時間帯などに配慮が必要となる、と説明。 ・会見のテーマを明確にするため、宮迫氏・亮氏側弁護士が持ち帰って検討し、会見テーマの書面提案を受けることに

2019/7/12

・先方弁護士から会見テーマ書面受領
・当該書面には、19日までの会見実施の可否を16日までに回答せよ、19日までの会見ができなければ自身らで会見する可能性がある、との内容
・会社からの寄付完了(スマイル基金、消費者機構日本)、修正申告も完了

2019/7/16

・会社が宮迫氏・亮氏への回答を準備していたところにFRIDAY質問状が届く
・これを先方弁護士に送付、再度の電話打ち合わせ。
・会社の考えは、会見を認めないということはないが、その時期・方法は会社に任せてもらいたい、少なくとも19日までの会見はできない、とのもの。その際、二人の引退意向を確認、よしもと仕切りでの引退会見を合意

2019/7/17

・先方弁護士より、宮迫氏は引退するが、亮氏は引退のつもりがない、との説明
・話が違うので再度本人の意思確認を求めたところ、数時間後、先方弁護士より「二人とも引退意向はない」、宮本仕切りでの「謝罪」会見を要望との書面受領。

2019/7/18

・二転三転しこのまま会見できる状態にない、新たな記事も予定されている状況のため、どうしても会見したいならばもともと希望していたはずの引退か契約解消かを選んでからにしてください、と連絡
・宮迫氏、亮氏が来社、顧問弁護士・小林で面談
・弁護士解任と混乱に関する謝罪あり。二人は引退を選択する意向
・宮迫氏は引退を了解したが、亮氏の引退は避けて欲しいとの要望を述べる
・20時目途に再集合し、リハーサルすることとして解散
・19時30分頃、会見リハーサルのため宮迫氏に連絡したところ「会社には行きません。引退は撤回し、契約解消を希望する」旨を言われる
・宮迫氏らの要望を受け入れ、宮迫氏は引退、亮氏は無期限活動停止とする旨を相方を通じて連絡するも、連絡なし
・その後、一切連絡取れず

2019/7/19

・引き続き連絡なし、予約していた会見会場をキャンセル
・宮迫氏へ契約解除通知

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