秋田県東成瀬村のダム建設現場に14日、最新鋭の土木技術が体感できる施設がオープンした。

 東成瀬村の多目的ダム「成瀬ダム」は、総事業費約1530億円をかけて2024年度内の完成を目指し建設が進んでいる。

 工事の様子が見渡せる高台にオープンしたのが、最新の土木技術を体感できる施設「KAJIMA DX LABO」。

 ダムを建設している共同企業体のひとつ、東京の鹿島建設は、ブルドーザーなどの重機を無人で動かす技術を開発。施設の展望デッキからは、セメントや石などの積み上げをすべて無人の重機が行う世界で初めての光景を観察することができる。

 また、タブレット端末を手にとれば、AR(拡張現実)を通じて最新の技術やダムの完成形を見ることもできる。

 鹿島建設の高田悦久専務執行役員は「一般の人に土木の将来の姿を見てもらうことで、今までの見方とは違う目で見てもらえると期待している」と話していた。

 施設の見学は予約制で、村では観光客の誘客に期待している。