追跡！野菜のお値段です。11月になりました。晩秋から初冬へ、市場の商品も変わってきています。
寒くなった今、おすすめの鍋料理を紹介します。
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「初冬を感じさせるようなものがいくつか入ってきていますので紹介します。県産のユズ。もう少しすると庄川ゆずまつり等もありますけど、こういったユズは初入荷。地物のネギ。ことしは天候があまりよくなくて細いネギが多かったのですが少し太くなってきた」
干し柿といえばこんな商品も
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「南砺市のあんぽ柿と福蜜柿になります。ホントの富山干し柿は12月に入ってからになりますが、柿のほうも干し柿の入荷が始まった」
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「ハクサイ」
＊リポート
「全農とやまと書いてあります」
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「魚津のほうのハクサイです。新川だいこんも魚津です。魚津の山手のほうで、ダイコンやハクサイの出荷が始まっている。ちょっとまだ色がよくないが、徐々に寒さが増してくると色が濃くなっていいハクサイが出始める。地物もこういった重量野菜が入ってきて鍋物の季節にピッタリ。今年は台風の影響がなかったので野菜も安値というかたちになっている」
そんな中、高騰しているのがタマネギですが…
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「業務関係の人は単価的に厳しいので、こういったアメリカ産とかそのあとニュージーランド産等の入荷があると思います。今年はタマネギがとんでもない値段になっているので、業務用ではこういった輸入もののタマネギを使うことも多いと思います」
＊リポート
「きょうの注目はゴボウ」
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「ゴボウのおいしい季節になってきました。ゴボウは香りを楽しむ野菜ということで、きょうは鶏ゴボウ鍋を紹介します」
材料の目安はこちらですが、お好みの野菜や鍋つゆでもOKです
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「このゴボウに十字に切り込みを入れてピーラーで処理していただくとこのように」
＊リポート
「すごい…遠目にみると鰹節かなとおもいますけど、ピーラーでこれだけ薄く。ちょっと水にさらしたほうがいいですか」
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「さらしておくといいと思います」
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「鶏がらスープの素、鶏モモ肉が入ります。ゴボウが入ります」
＊リポート
「薄くしてあるから火の通りが早いんですね。あ、いい香りがします。ゴボウのいい香り」
残りの具材を入れて煮立ったら、仕上げにごま油をひと回しかけて完成です
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「とりゴボウ鍋のゴボウをいただきます。食管と香りを楽しめれば最高」
＊リポート
「もういい香りしますね」
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「ゴボウが食べやすくなって美味しい」
＊リポート
「いただきます。うんおいしい。うま味の塊になっていますね。鶏の出汁もよく吸っているし…おいしいですよぉ」
＊野菜一筋42年 大井山行雄会長
「ついついお替りしたくなる」
＊リポート
「大井山さん（試食が）止まらない」
ゴボウの香りを生かすコツは香りの強い具材を避けること。例えばネギの青いところ、春菊、ニラ、マイタケなど。
それから最近はこのようなサラダゴボウを洗ってあく抜きしたら生で食べられる品種も売られています。見つけたら試してみてください
市場価格、先週との比較です。
ダイコン、ハクサイ、キャベツ、レタスは産地切り替えの時期で高くなっています。
高値だったトマトは愛知県産の入荷が始まり、値下がりです。
