26年前、名古屋市西区の主婦が殺害された事件で11月2日、容疑者の逮捕後に初めて女性の法要が営まれ、長男が心境を語りました。
港区東海通のアルバイト・安福久美子容疑者(69)は、1999年11月、西区稲生町のアパートで主婦の高羽奈美子さん(当時32)の首を刃物で複数回刺すなどして殺害した疑いで2日朝、送検されました。
一方、奈美子さんの27回忌の法要が2日に営まれ、当時2歳で現場に居合わせた長男の航平さん(28)も参列しました。
高羽航平さん:
「26年間探し続けた犯人がようやく捕まったということで、その点に関しては良かったという報告ができたのかなと思います」
警察は、これまでに話を聞いた5000人以上から捜査を詰め切れていなかった数百人を抽出し調べを進め、この中に安福容疑者も含まれていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
安福容疑者は奈美子さんと面識はなかったとみられ、警察は犯行の経緯を詳しく調べています。