戦後80年に合わせて、南国市の戦争遺跡・掩体(えんたい)について学ぶウォーキングイベントが行われました。
南国市の戦争遺跡「掩体(えんたい)」は空襲から軍用機を守る格納庫で、反戦への願いを込め、現在7基が史跡として保存されています。
この日は南国市観光案内人の会主催で、掩体について学ぶイベントが行われ、市の内外から9人が参加しました。
(ガイド)
「農民よりも軍を優先する日本の国のために」
掩体を作るため農地が使われたことや、子供も作業に駆り出されたこと、ここから特攻機が出撃したことなどを学んだ参加者たち。
掩体を見つめながら思いをはせていました。
(高知市から参加)
「(掩体は)その当時はしかたなかったかもしれんけど、なんか悲しいなと。残していくべきやし、知っちょかないかんなと思いました」