2日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した自民党の長島政調会長代理は、高市首相の一連の首脳外交について「いい雰囲気でスタートできた」と評価しました。
自民党・長島政調会長代理:
日米も日中も日韓も、新しい首相になって初めての首脳会談シリーズですから個人的な首脳同士の信頼関係をまず築くという点において、いい雰囲気でスタートができたのではないか。
長島氏は10月31日の日中首脳会談について、前の政権と「中国に伝えた懸念の内容はほとんど変わっていない」としつつ、「どういう話をしたのか、あえて記者会見で繰り返し発言したところに高市カラーが出ている」と指摘しました。
一方、アメリカと中国の関係について「トランプ大統領は2026年4月の北京での(米中)首脳会談をターゲットにしていると思う」という見方を示しました。
その上で、米中が貿易分野や台湾問題などを巡る取引などで接近することに対し、「我々として非常に警戒しなければならない」と述べました。