マレーシアを訪問している小泉防衛相は中国の国防相と会談し、軍事活動に対する深刻な懸念を伝えました。
小泉防衛相：
我が国としては東シナ海や太平洋地域における、様々な形での中国側の軍事活動の活発化を深刻に懸念をしている。
小泉防衛相は中国の董軍国防相と会談し、2025年5月に発生した中国海警局のヘリコプターによる領空侵犯などへの懸念を示した上で、日中防衛当局間ホットラインの適切な運用について指摘しました。
また、小泉防衛相は拡大ASEAN国防相会議に合わせ二国間や多国間での会談も行い、高市政権の防衛力強化の方針を伝えました。
そして、防衛装備品の移転については「いくつかの国からは日本の潜水艦を含む装備品の取得について関心が示され、協議を進める」ことを明らかにしました。
