鹿児島市の小学校で児童と留学生らの異文化交流会が行われ、子どもたちは海外の知らない衣装などの文化に触れ、目を輝かせていました。
鹿児島市の錦江台小学校で行われた異文化交流会。
子どもたちに異なる文化に触れてほしいと鹿児島市のNPO法人が行ったものです。
マレーシア出身・シムさん
「マレーシアで一番有名な果物は何ですか?くさいです。」
児童
「はい!はい!ドリアン」
シムさん
「そう、ドリアンです!」
6年生の子どもたちと交流したのはマレーシアのシムさん、インドのカヴィタさんアフリカのシエラレオネのブラさんの3人。
児童たちは楽器や伝統的な遊びに触れたり、ファッションショーで民族衣装を身にまとったりして世界の文化を体験。
教室に移動した後は留学生たちの国について学びます。
シエラレオネ出身・ブラさん
「Have you been to africa?」(アフリカに行ったことはありますか?)
児童
「No No」
ブラさん
「(シエラレオネ国旗の)カラー、ファミリーマート(と同じ色)」
児童
「アハハ(笑)」
文字やダンス、音楽など始めて触れる文化に児童たちは興味津々の様子です。
給食では特別にキーマカレー、ナン、インドで作られるインディカ米が振る舞われ、カヴィタさんが本場インドの食べ方をレクチャー。
インド出身・カヴィタさん
「Fingers(指で持って)eat(食べる)」
半日の交流でしたが児童と留学生たちの間にはいつしか絆ができていました。
マレーシア出身・シムさん
「楽しかったし、うれしい。みんなめっちゃ優しい。日本で一番うれしい経験になる」
交流会に参加した6年生
Q.(タミル語で)名前を書いた
「うん」
Q.うまく書けた?
「あんまり。初めて書いて難しかった」
交流会に参加した6年生
「日本の米と違って味が全然違った。生きているうちになかなか経験できないから良かった」