ここ数日でぐっと秋を感じる気候となりました。

ただ、10月も鹿児島市で夏日が23日もあり、昼間の暑さを考えると何を着るか迷うこともあると思います。

この気候の変化でファッションの秋にも変化があるようです。

店舗を覗いてきました。

鹿児島市の山形屋にあるセレクトショップです。

1~2週間前から秋物のアイテムが動くようになったと言います。

エクレクティカ スタイリング担当・松崎愛さん
「(これまでは)8月下旬くらいから(秋物の)先取りの方も多かったが2025年は1~2カ月遅れて、ここ最近肌寒さがきて、ようやくアウターだったりが動きはじめているかなという感じ」

秋が短くなったことで、売れ筋のアイテムや素材にも変化があります。

季節感を感じるウール素材よりも、ポリエステルや綿素材の薄手の長袖が人気で、汗ばむ日もあることから自宅で手洗いできるものがよく出ているそうです。

このため、素材ではなくブラウン系など、秋らしい色を選んで秋のファッションを楽しむ人が増えています。

アウターも、中に着るもので温度調節しやすいよう、裏地のついていない軽く羽織れるタイプが増えているそうです。

そして、2025年の特徴のひとつが「3シーズン着回しできるアイテム」です。

いまの時期や春の季節は1枚で、そして、少し寒くなったら綿素材のジャケットを羽織ったり、ファーベストを重ねたりと、様々なパターンで着まわせます。

エクレクティカ スタイリング担当・松崎愛さん
「やっぱり秋が短い分、今は1枚で着られるものを着回ししつつ、冬物で長く着られるアイテムを探すという人も多くなっている」

暑い日々が続き、短くなったファッションの秋。

気温の変化に対応できるアイテムを取り入れて、今の季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。

鹿児島テレビ
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