秋田市の千秋公園では、依然クマの捕獲には至っておらず、立ち入り規制が続いています。31日も千秋公園近くの小学校付近でクマ1頭の目撃があり、市は新たに箱わなを1基設置しました。
クマの目撃による千秋公園の立ち入り規制が始まってから31日で6日目。
30日の夕方以降も、付近で体長約1メートルのクマ1頭の目撃情報が相次ぎ、31日は午後1時前にも明徳小学校の近くで目撃されました。
こうした状況を受けて、秋田市は31日、箱わな1基を設置しました。これで千秋公園内の箱わなは3基となりましたが、依然捕獲には至っていません。
近隣の学校にも影響が出ています。
明徳小学校では、31日まで臨時休校の措置を取っていましたが、連休明けの11月4日から再開することを決めました。ただ、当面の間、児童は保護者の送迎で登下校し、屋外での活動は行わない予定です。
一方、国学館高校では、30日夜に敷地内でクマの目撃情報があったことから、31日~11月3日までの臨時休校を決めました。
また秋田令和高校では、31日の放課後活動を中止しました。11月1~3日まで部活動などは予定通り行いますが、保護者の送迎で登下校するよう呼びかけています。