山陰地方は28日、初冬の冷え込みとなった中、その寒さにピッタリの季節の恒例行事が益田市の温泉施設で始まりました。
露天風呂でユズの香りを楽しむ観光客。
益田市美都町にある温泉施設「湯元館」で、10月28日から始まったのがユズ湯のサービスです。
美都町は島根県内一のユズの産地で「湯元館」では、開館当初の約30年前に地元の特産品のPRも兼ねてユズ湯を始めたところ評判となり以来、毎年続けるようになって今では晩秋から冬にかけてのこの地域の風物詩となっています。
お客さん:
ユズを入れていただくと、本当に温かくてポカポカが長持ちする感じ。
ユズ湯には男湯と女湯を合わせ500個のユズを使うということで、湯舟は独特の甘い香りに包まれていました。
この「湯元館」のユズ湯は毎週火曜日に行われ、11月25日までの予定だということです。