建設工事が進む中部縦貫自動車道の「九頭竜―油坂間」について、国土交通省・近畿地方整備局は28日、事業費が約450億円増額すると発表しました。増額は4度目で総額は約1959億円になると見込まれます。
     
中部縦貫道の未開通区間「九頭竜ー油坂間」15.5キロは2029年春の開通を目指しています。
  
28日は、近畿地方整備局と県が工事の進み具合などを話し合う会議が開かれ「新子馬巣谷橋」の対策工事や、今年3月に発生した国道158号線の大規模な土砂崩れによる通行止めの影響などにより、事業費が2年前の評価時より約450億円増額し、約1959億円となることが報告されました。
  
この区間の事業費の増額はこれで4回目となります。
 
この区間にある「新子馬巣谷橋」の工事では去年、橋脚が沈まないことや地盤の強度不足などの問題が発生し、対策工事が進められています。

福井テレビ
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