飲酒運転の車が子どもたちを乗せたワゴン車に衝突し、母親が死亡した。
「事故はなぜ起きたのか?」逮捕された64歳の男が語った理由は、実に身勝手なものだった。

飲酒運転死亡事故…衝撃音は300m先にも

後ろのドアが大きくひしゃげ、外れてしまっているのは、飲酒運転の車と衝突したワゴン車。
車内には、チャイルドシートと共に子供のものと思われるカバンなどが散乱している。

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ワゴン車とぶつかった車も、左の前方部分が激しく破損。
運転席のエアバッグには、赤い染みも確認できる。

10月12日警察は、酒を飲んでこの車を運転した危険運転致死の疑いで、自称建設業の石井一雄容疑者(64歳)を逮捕した。

事故が起きたのは、11日午後5時前、千葉県成田市の県道。

事故前からふらついていたという石井容疑者の車。
走行中にセンターラインをはみ出すなどして、対向車線を走ってきたワゴン車に衝突したとみられている。

事故の衝撃音は、現場から約300メートル離れた場所にいたという男性の耳にも届いていた。

事故現場付近の住民:
キキーッ、ドンって感じ。ブレーキ音の後に衝突のドーンというおっきい音がしました。

「つまみを買いに」7人死傷事故

ワゴン車には、運転していた40代の男性と市内に住む橋本真衣子さん(44歳)。そして、4歳~9歳のそれぞれの子供4人が乗っていた。

母親の橋本さんは、事故の衝撃で車外に投げ出され、病院搬送後に死亡が確認された。

橋本さんを知る人:
下の子は3つかな4つ…上の子が今小学2年生かな。よくそこで(親子で)遊んでいたんですよ。子供が心配だよね。下の子がね…

事故後の検査で、基準値を超えるアルコールが検出された石井容疑者は、「自宅で酒を飲んでいて、つまみを買いに行く途中だった」とあまりに身勝手な理由を語っている。

石井容疑者の知人:
(仕事は)とても真面目で無遅刻無欠勤。普段もお酒は好きで飲んでいたんですけど、必ず自宅で毎日飲んでいる感じで、飲酒運転なんかをする人ではない。ビックリしてショックです…

警察は事故に至った詳しい経緯について、さらに調べを進めている。

(「イット!」10月12日放送分より)