「GoToイート」の新たな問題について、橋下徹氏とお伝えしていきます。

GoToイートをめぐっては、“トリキの錬金術”といわれるものが、問題になっていた。

居酒屋チェーン「鳥貴族」などで、安いメニューだけ1品を注文して、支払額以上のポイントを受け取るということが問題視されていたが、政府は8日に、この“トリキの錬金術”対策として、付与ポイント未満の利用を抑制する手段を各飲食店にとってもらうとして、付与されるポイントよりも少ない額での飲食はできなくするように運用の見直しを行った。

そうすると、また今度は“トリキの錬金術”に代わって、“無限ループ”という手法が問題になっている。

そもそも、GoToイートは、オンラインでネットから予約すると、夕食の分は、1人最大1,000ポイントがもらえるということがあった。

このポイントを次に使って、1,000円分の食事をする。
また、ネットで予約をして1,000ポイントをもらう。

1,000円分が、「払う」、「もらう」で、ずっと無限にループをしてしまうことが問題視されてきている。

加藤綾子キャスター「これにかかってくるのは、初回の1,000円分だけですよね、ポイントをもらうまでの。それだけで、あとはずっと無限に食べ続けると。ここは何か気づきそうな気がするんですよね」

橋下徹氏「突貫工事で制度を作ったところで、問題点は多少あるにせよ、これはポイントをもらって、もう1回予約して、そこでポイントで1,000円って、おかしいですよね」

加藤綾子キャスター「いい人が作ったっていう感じの制度ですよね」

橋下徹氏「霞が関の官僚の人って、基本的に優秀でそんな悪いこと考えないでしょ。ちょっとずるがしこい人を入れないと、政策作るときに。これはなんか僕、聞いて『そうなんですか』って初めて気づいたけど、これはおかしいですよね」

性善説に立ち、みんながうまく使ってくれると思ったら、思わぬことで、制度の中で使っているため、とがめることもできない。

橋下徹氏「でも性善説というよりも、必ずこうなっちゃうわけでしょ。ポイントをもらって、もう1回予約すれば、もう1回ポイントきちゃうわけでしょ。それはやっぱりちょっと違うね」

加藤綾子キャスター「前提として、1,000円以上食べるだろうという想定があってということになってるんですよね」

橋下徹氏「どこかで金額をちょっと区切らないとだめですね」

野党からも、税金として使い方が正しいのかどうかという声が上がってきているため、ここも今後、検討されるとみられる。

橋下徹氏「僕ずっと言ってたのは、政府がやるんじゃなくて、地方の知事に任せて、もうちょっと細かな制度設計をすればいいのに、全部政府が一律にやるから、こういう問題点が起きたら、日本全体に問題点が広がっちゃうでしょ。地域ごとにやらせればいいのにと思うんだけど」