政府は、月探査などで得た宇宙資源の利用などについて定めた国際ルール「アルテミス合意」に、今週中にも署名する方針を固めた。

「アルテミス合意」には、アメリカの呼びかけで、日本のほかに欧米など、あわせて8カ国が参加する予定。

合意では、「宇宙活動を平和目的で実施すること」のほか、「政策や計画の透明性確保」や「宇宙に滞在する人への緊急支援」、「宇宙ゴミを増やさない対策」などについて規定している。

アメリカ主導の有人での月探査計画「アルテミス計画」が進む中、欧米などと協調して国際ルールを作ることで、軍が深く関与して宇宙進出を強める中国をけん制する狙いもある。

今週中にも、オンラインでの署名式が行われる予定で、井上宇宙政策担当相は、「日本人宇宙飛行士が、月面に着陸して活動することを数年以内に目指す」との考えを表明する方針。