消防車の中で発炎筒が出火。「期限切れの見過ごし」が繰り返されていたとみられます。

 名古屋市消防局によりますと、2022年2月、名東消防署に所属する消防車の中で発炎筒1本が出火しました。

 ケガ人などの被害はありませんでしたが、発炎筒の有効期限は2年半ほど過ぎていたということです。

 一般的な発炎筒の有効期限が4年であるのに対し、消防が使用する炎の明るさが強いものは「1年」と短く、期限切れの見過ごしが繰り返されていた可能性があるとしています。

 名古屋消防は市内全ての消防署から発煙筒441本を回収して破棄し、LEDタイプの信号灯を導入しています。

東海テレビ
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