震災当時は小学6年生だった新成人

福島県飯舘村で13日行われた成人式に、俳優の伊勢谷友介さんが駆け付けた。
東日本大震災当時、村の子どもたちに手を差し伸べた、ある出来事をきっかけに、今回は村の成人式をプロデュースしたのだ。

飯舘村の成人式をプロデュースした伊勢谷友介さん

2019年、福島県では2万89人の新成人が新たな1歩を踏み出した。
そんな中、飯舘村の成人式をプロデュースした伊勢谷友介さん。

新成人は…

ふるさとで久しぶりの再会を喜び合った新成人42人は…

「飯舘村に戻ってきて、成人式をやれるということがうれしい」、「全村避難とかで、みんなバラバラで会う時間とかなかったので大人になって再会できてすごく楽しみ」などと話した。

震災当時は、小学6年生だった新成人たち。

伊勢谷さんは、福島第1原発事故による避難で中止になった村の卒業式を、9カ月遅れで実現させるなど、子どもたちへの支援を続けてきた。

『震災の経験を強さに変えて羽ばたいてほしい』

伊勢谷友介さん
「当時、卒業式、卒園式ができなかった子どもたちに、2011年12月25日にプレゼントさせていただいた。未来の話、これからの話をしてもらって、充実した未来をつくってもらえれば

『震災の経験を強さに変えて羽ばたいてほしい』とエールを送った伊勢谷さんは、式典の合間に新成人たちに声をかけて回った。

伊勢谷さん
自分がつらいとき、自分以外の人を幸せにすると、その人が助かった瞬間に自分がもっと助かる

「TOMORROW」を新成人と熱唱する岡本真夜さん

会場には、歌手の岡本真夜さんも駆けつけて、8年前の卒業式でも歌ったという「TOMORROW」をみんなで熱唱した。

新成人は、
「感無量ですね、本当にまたここで戻って、成人式やれてよかった」、「こうやって、平成最後に盛大にいろんな方に支えてもらい、成人式をやらしていただいて本当にありがたい」などと話した。

震災の経験と多くの人への感謝を胸に、新たな1歩を踏み出した。