8日、中国・北京市郊外にオープンする、人型ロボットを中心に集めた販売店「ROBOT MALL」がお披露目されました。
中国メーカー約40社の100種類に及ぶロボットを扱っています。
すでに自動車工場で試験運用が始まっている部品の仕分けや、トラックへの積み込みを行うロボットは約1950万円、薬局で働くことを想定した薬の種類を識別し取り出すことができるロボットは約1360万円です。
似顔絵を描いてくれるロボットも。
記者の写真を撮ると、器用に筆を使って5分ほどで描き上げましたが、上手と言えるかどうか微妙な仕上がりでした。
バーカウンターでは、リアルな男性と女性のロボットが“おもてなし”。
会話をすることができるといいますが、記者が「ビールを飲みたいです」と問いかけると、ロボットは「残念ながら『ビールを飲む』という該当資料は見当たりませんでした」と応答。
ビールは飲めませんでしたが、そんな発展途上の様子も含め、中国の最新ロボットを体験することができます。
販売店の責任者は、ロボットをただ販売するだけでなく、顧客とつながることでユーザーのニーズを深掘りし、新たなロボットを開発することが目的と話します。
ROBOT MALL・王一凡店長:
(我々の店では)消費者のニーズに合わせてロボットをカスタマイズすることが可能です。こうした手段で、ロボットをより多くの消費者に届けたい。