松江市の新庁舎建設計画でその是非を問う住民投票を求めている市民団体がきょう市議会に出席し、市の姿勢を批判した。

これに対し松浦市長は「意図的だ」と一蹴し、双方の隔たりが改めて浮き彫りになった。

市民団体の代表3人がきょう市議会に出席、新庁舎建設についてこれまで市が広報誌を通じて市民に伝えてきたとする姿勢に対し、実際の広報誌を示して、批判した。

(松江市民のための新庁舎建設を求める会 長谷川浩二さん)

「令和元年5月の広報です。欄外下にパブリックコメントを募集する旨が1行書いてあります。市の広報誌を隈なく呼んでも建設費ひとつわからない。」

(松江市民のための新庁舎建設を求める会 片岡佳美代表)

「大事なのは手順を踏んだかどうかではなく、市民にとってどうだったかということです。そこを問うことをしないならその手順は単なるアリバイ作りです。」

これに対し松浦市長は。

(松江市 松浦市長)

「示し方は意図的、うちは広報しようと思ってやっている。それを意図的に捻じ曲げられて広報されては困る。」

松浦市長はあくまでも市としてしっかり広報してきたと主張し、市民団体の意見に反対した。

また市民団体は市議会に対しても注文をつけた。

(松江市民のための新庁舎建設を求める会 片岡佳美代表)

「民主主義とは何か、民主主義とは何かそれを何度も何度も問いながらご審議頂けるよう願っています。」

住民投票の可否は今月9日、市議会の多数決によって判断される。