徳島県のコメどころ阿南市で、温暖な気候を生かした早場米「ハナエチゼン」の収穫が始まっています。
黄金色に実った稲穂がコンバインで刈り取られていきます。
阿南市では温暖な気候を生かした早場米の生産が行われていて、今年は梅雨明けが早く日照時間に恵まれたため例年に比べ稲の生育は順調だということです。
収穫されているのは早場米の「ハナエチゼン」という品種で、この後、コシヒカリの収穫へと移ります。
地元の農協によりますと、家畜の飼料として生産される飼料用米から、食用米への転換が進んでおり、この地域の食用米の出荷量は去年より1割から2割ほど増える見込みだということです。
粒の大きい新米は「阿波美人」というブランド米として、主に関西方面へ出荷されます。