日本維新の会の吉村洋文代表は党が掲げる副首都構想の実現に向けて法案をつくる方針を明らかにしました。
日本維新の会は、20日に行われた参議院選挙の公約で、「副首都構想」を掲げ、中央省庁などの首都機能の一部を移転することで、東京一極集中からの脱却を目指すとしています。
参院選で大阪・京都での3議席を含む7議席を獲得したことを受けて、吉村代表は「関西では一定の支持をいただいた」と評価しました。
そのうえで「副首都の形成は重要で、都構想とも関連し国家構造に関わる」として、党として副首都法案をつくり提出する方針を明らかにし、「東京一極是正、国会危機管理、経済成長考えたときに、副首都は重要、合同政調会で法案つくり、与党にぶつけていく」と述べました。
一方、与党との連立の可能性については、「自民党は大阪都構想に反対。思想が違うので、連立は考えていない」と話しました。