7月21日は海の日です。沖縄県本部町にある沖縄美ら海水族館で、ミナミバンドウイルカの「ムク」が名護海上保安署の一日署長に任命されました。
一日署長に就任したのは、今年で世界最長記録となる飼育50周年を迎えた沖縄美ら海水族館の人気者「ムク」です。
夏のマリンレジャーシーズンを迎え水難事故の増加が懸念されるなか、ムク署長はパフォーマンスを通じて海に入る際には体調を整え、ライフジャケットを着用するよう元気に呼びかけました。
沖縄美ら海水族館 岡慎一郎さん:
(海は)人間からすると危ない世界ではあるんですけど、海の生き物からこういった訴えができるというのは、ユニークな取り組みかなと思ってます
同じく一日署長に任命された相棒の「オキちゃん」は体調がすぐれず姿を見せませんでしたが、その分「ムク」が会場を湧かせ集まった家族連れの笑顔を誘っていました。