20日に投票が行われた参議院選挙で福岡選挙区は、参政党新人の中田優子さん(35)が当選確実となりました。

当選確実が伝えられた中田さんは20日午後11時すぎ、福岡市内の事務所で支援者などにあいさつしました。

■あいさつの全文

改めまして参政党から立候補しておりました福岡の中田優子でございます。今回、参政党は国政政党になりまだ 3年でしたが、日々いろんな活動を続けてまいりました。そしてこの選挙戦でも、純粋にこの国民の皆様のことを思い、まずやるべき政策は何か、そういったことを考えた中で、必死に真っ直ぐな思いで皆様にお伝えをさせていただきました。そしてこの思いが福岡県の皆様を中心にたくさんの方に届き、そして熱い一票となり、今回の結果をいただくことができました。そしてこれと同時に新たなスタートが、待っています。本当にこれから責任の重い立場であると痛感しております。まず、任期の方も 6年ありますけれども、 6年の中で何ができるのか、しっかりと時間を考え、限りある中で全力で戦い、そして皆様のために活動をしてまいりたいと思います。本当に今回は皆様ご支援いただきましてありがとうございます。 ありがとうございました。

その後、報道陣の代表インタビューに応じました。

■インタビュー一問一答

Q.今の心境をお聞かせください。

A.本当に今回日本の命運をかけた大事な選挙でしたが、最後までどのようになるかわかりませんでした。そして今、大変責任のある思いを皆様からいただいた立場になっておりますので、ちょっと気を引き締めて、さらにこれから新たなスタートを切ってまいりたいと思います。

Q.勝因についてどう考えていますか?
A. 私たちはやはりSNS戦略を中心に活動してまいりました。そして10代、20代の若者の層からSNSの分析を見ると40代、50代の層まで支持をいただいてきた結果、今このようになっております。

Q.抱負は?
A. 先ほどと重複いたしますけれどもこれから任期6年、重要な立場になってまいります。みなさまの暮らしを最優先に、そして手元に残るお金を増やす。こういった重点政策を今までお伝えしておりましたので、これを有言実行すべく全身全霊をかけ、さらに挑戦実行してまいります。

Q.選挙期間中には批判や反対の声もあったと思います。その中で議席獲得を確実とした意義をどう捉えていますか?
A.街頭では、本当にいろんな妨害行為やいろんなことを受けてまいりましたけれども、やはりたくさんの国民のみなさまが生活する中で、思想がやはり違う方もいらっしゃって当然だと思います。ただ、そういった方にも私たちはいつかこの思い、そして政策が伝わり、みんなで共存していけるような社会を作っていきたいと思っております。ですので、「日本人ファースト」は、日本人だけという意味ではなく、日本人オンリーではなく、まず国益を守り、国の国民を守った上でみんなで調和していこうという参政党の理念に基づいておりますので、みなさまとより良い社会を作れるように、これからも精進してまいりたいと思います。

テレビ西日本
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