20日投開票の参議院議員選挙・長野県区で、自民党・新人の藤田ひかるさんは議席に届きませんでした。

藤田ひかるさんは午後8時過ぎ、長野市内のホテルの会場で、涙を見せながら「私に1票を託していただいた皆様、ありがとうございました。結果という形でこたえられず大変申し訳ございません」と述べ、支援への感謝と無念の思いを語りました。

今後の政治活動については「地方が輝く日本。一極集中でない国づくりをするために政治がもっと変わらなければならない。これからはまだわからないが、私なりの方法を模索しながら、この信州から地方が輝く日本を作りたい」と述べました。

藤田さんは外務省やコンサルタント会社を経て、今回の選挙に初挑戦。自民党県連では初の女性候補で、刷新感をアピールしました。
安全保障の強化や若者・女性が住みやすい地域づくりを訴えたほか、野党が掲げる消費税減税を「聞こえのいい政策」と批判。希望の持てる未来をつくると与党議員の重要性も訴えて、支持拡大を目指しましたが、及びませんでした。

(NBSでは出口調査と取材を加味して、判断しました)

長野放送
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