気象庁によりますと、関東地方と甲信地方では、7月22日にかけて、午後を中心に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあるということです。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要です。
関東地方と甲信地方では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定となっているため、雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨の降っている所があるということです。
引き続き20日夜遅くにかけてと、21日昼前から夜遅くにかけて、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や日中の気温上昇、上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。22日も大気の状態が不安定となる見込みだということです。
■雨の予想
関東地方と甲信地方では、20日夜のはじめ頃にかけてと、21日昼過ぎから夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。上空の風が弱いため、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるということです。また、22日も、午後を中心に大雨のおそれがあるとしています。
・20日に予想される1時間降水量(多い所で)
関東地方北部 50ミリ
甲信地方 30ミリ
・21日に予想される1時間降水量(多い所で)
関東地方北部 50ミリ
関東地方南部 40ミリ
甲信地方 50ミリ
・20日午後6時から予想される24時間降水量(多い所で)
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 60ミリ
甲信地方 80ミリ
・その後、21日午後6時から予想される24時間降水量(多い所で)
関東地方北部 80ミリ
甲信地方 80ミリ
気象庁は関東地方と甲信地方では、22日にかけて、午後を中心に、低い土地の浸水
や土砂災害、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもあるので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。