シカゴ・カブスの今永昇太投手(31)はボストン・レッドソックス戦に先発。
吉田正尚選手(32)との日本人同学年対決が実現しました。
メジャーでは初対決となった2人。
ピッチャー有利と言われる「左」対「左」ですが、吉田選手は第一打席、今永選手の変化球をライト前へ鋭く弾き返し初ヒットを放ちました。
それでも、この日の今永選手は抜群の制球力でレッドソックス打線を封じました。
三振を奪うとマウンド上で“フリーズ”する“謎のポーズ”も披露。
ちゃめっ気も見せつつ、6回まで無失点に抑えました。
7回、今度は吉田選手に速球を捉えられ、またもライト前へヒットを許した今永選手。
“日本人対決”は3打数2安打で吉田選手に軍配が上がりましたが、7回5安打、5奪三振、無失点の好投で7勝目を挙げました。
一方、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有選手(38)はワシントン・ナショナルズ戦に先発。
今シーズン最長の5イニングを投げ切りますが5安打3失点で降板すると、“日本人投手リレー”のバトンを受けた松井裕樹選手(29)もダメ押しの一発を浴び、ダルビッシュ選手の日米通算歴代1位となる「204勝目」はお預けとなりました。
また、エンゼルスの菊池雄星選手(34)もフィラデルフィア・フィリーズ戦で5回2失点と粘りのピッチングを見せるも5勝目とはなりませんでした。