本物の拳銃と同じ構造を持つおもちゃの拳銃が福井県内でも流通していることが分かり、県警が回収を進めています。
県警が回収を呼び掛けているのは、プラスチックでできている中国製のおもちゃの拳銃です。この拳銃は▼銃身と弾倉が貫通している▼実弾の装填が可能であるなど、本物の拳銃と同じ構造を持っていることが分かりました。
全国では、この拳銃約1万5000丁が流通しており、7月に入ってから福井市内の2つのゲームセンターで合わせて400丁以上が景品として取り扱われていたことが確認されました。
県警が回収を進めているものの、まだ約100丁が回収できていません。回収期間を12月末まで設けていて、期間を過ぎてこの拳銃を所持・販売すると銃刀法違反に当たるとし、警察署に提出して欲しいと呼び掛けています。